カードローンの借入を決める「総量規制」とは

カードローンを申し込もうとしているとき、「総量規制」という言葉を聞いたことがある人は少なくないと思います。
そもそも、この総量規制というのは何なのでしょうか。
総量規制の「総量」というのは、この場合には借りられるお金の金額のことを言います。
この借りられるお金の金額を「規制」すること、これこそが総量規制なのです。
では、具体的に総量規制の金額というのはいくらなのでしょうか。
具体的にいくらかというのは決まっておりませんが、年収の3分の1という上限は定められております。
年収の3分の1のお金を借りることは、原則としてできません。
なぜこのような制度ができたかというと、それは多重債務問題があります。
複数のカードローンやキャッシングから、お金を借りることによって、利息の支払いが厳しくなってしまいました。
それによって任意整理、あるいは自己破産へと進んでしまう消費者が増加してしまい、大きな社会問題となりました。
これを防ぐために設けられた制度が、総量規制なのです。
では、総量規制の基準となる収入ですが、どのようなものが収入として認められるのでしょうか。
まずは、会社からの給料です。
年金受給者の場合、年金も対象となります。
不動産投資をしている人などは、家賃収入なども、収入として認められます。
その一方、パチンコや競馬で儲けたというのでは、これは収入として認められません。
つまり、安定かつ定期的にお金が入る手段のことを、この場合には「収入」というのです。
前述したように、年収の3分の1以上のキャッシングなどを行うことは、「原則的に」認められていません。
原則があるということは、もちろん例外もあるということになります。
ここからは、例外や対象外について見ていきましょう。
まずは例外ですが、専業主婦が例外となります。
専業主婦というのは、家事を仕事としており、もちろんそこに収入はありません。
原則通りに行くと、収入のない専業主婦は、お金を借りられないことになってしまいますね。
しかしそれではあんまりだということで、配偶者の収入を専業主婦の収入としてみなすことができるようになっております。
ただし、配偶者の同意が必要なことは、言うまでもありません。
次に、対象外についてです。
クレジットカードのショッピングに関しては、総量規制の対象外となっております。
クレジットカードのショッピング枠が500万円ある人で、収入が1000万円だとすると、仮に総量規制が適用されれば、333万円しかショッピングできません。
しかし対象外ですので、500万円ショッピングできます。
次に、住宅ローンや自動車ローンといったローン商品も、対象外となっています。
仮にこれが総量規制の対象外となってしまったら、誰も住宅を買うことができなくなってしまいますので。
そして、銀行のカードローンも、総量規制の対象外となっています。
一方で、消費者金融のカードローンは、総量規制の対象となっていますので、注意しましょう。